Sotaの備忘録

日々の体験と思う事を備忘録的に、文章の練習も兼ねて徒然に書いてます。

変わらないヤツを見た

散々あらゆる人に怒られて、

でも、直視するのが嫌で逃げて、

何度かそんな同じ繰り返しをして、

座って手が届くモノだけを掴んで、

それこそが自分の望んだものだと満足して、

その先の目的は常に果たせないで来た。

その結婚も、望みの相手として、

全て祈った通りだと、

大勢の前で、読み上げて発表したあいつは、

何も変わっていなかった。

ブレていないのじゃなくて、

単に変わろうとしない。

 

この先のあいつの変化はやはり止まったと

私は確信した。

あいつが手に入れた財は、

もっと大きいはずだったのに、

かわいそうにと、思わずにはいられない。

 

私でも、あいつの変化は

起こっていなかったことを知って

敗北感の後に、安堵した。

あいつに巻き込まれなくてよかった。

私は、変化しないモノから、

逃げてきたのだったと、思い出した。